あいかわらずのポップかつ巧妙な文体。
人類が衰退したのちに台頭してきたのは、妖精さんたちでした......。
というわけで、新人類である妖精さん(小さい・可愛い・何を考えているかよくわからない・楽しいと分裂して増える・お菓子以外は何でも作れるが、すごい科学力の物体でも動力は輪ゴム)と、彼らとの調停官であるわたし(ショートカットは似合わない・わりと美少女らしいが背は高く図体がでかい・面倒くさがりで流されやすい)との物語。
このたびの妖精さんの作品である、鉛筆サイズ(妖精さんサイズ)の丸太で組まれた、芸術的なログハウスは、ちょっと......いや、かなり羨ましい。実物を見てみたいです。
助手さん(無口・人間的に何かが欠けている・絵がうまい)の新作絵本は、エドワード・ゴーリー(Edward Gorey)の「Eはアーネスト モモでちっそく」
ギャシュリークラムのちびっ子たち―または遠出のあとで
著者:エドワード ゴーリー
販売元:河出書房新社
発売日:2000-10
を彷彿とさせますね。
前巻に出てきた、助手さんが描いたライオンの絵本の時も思いましたが、彼のブラックペーストはそれはそれで、発行したらウケるんじゃないかなぁ。
今回もとても面白かったです。
人類は衰退しました 4 (ガガガ文庫)著者:田中 ロミオ
販売元:小学館
発売日:2008-12-19