須賀しのぶの最近のブログ記事

ティーン小説の傑作のひとつ。ついにシリーズ完結です。
透明感のある表紙のヒナの可憐なこと!

衝撃の幕開けとなった「孵らぬ者たちの箱庭 」
崩壊の予兆を感じさせる切ない夏休み「最後の夏」
少年と少女たちの痛々しい成長「ひびわれた世界と少年の恋」

そして美事なラストを飾ったこの
「永遠の君に誓う」
脇役まで生かした素晴らしい着地の最終巻。泣きまくったあとの、甘酸っぱい余韻がたまりません。
もーちゃんっっっ(T.T)

よくぞここまでキッチリと書ききりましたね須賀さんっ。
いや噂によると、本当は全5巻のところ、コバルト編集部が許さずに4巻で完結となったようです。売れ行きが悪いのかなぁ。
島に暮らす少年少女の青春ものなのに、人間を喰う異種族との戦闘だとか、軍事教練とか入っているから?
ヒロインたちがみんなこれでもかというほど過酷な目に遭うから?
(優しさや意地っ張りを秘めた有紗とはまったく違う、アンゲルゼ・マリアのキツさはさすが須賀さん。陽菜は成長しましたねぇ)

こんなに、こんなに面白いのに!
有川浩や秋山瑞人が売れているなら、須賀しのぶも売れていいと思います。
だって同系列だもの!
http://cobalt.shueisha.co.jp/osusume/tenki/

『すべての少年と少女と、少年と少女だった人たちへ』
なぜか既刊は書店にめったに置いていない(涙)ので、アマゾンでの入手をおすすめします。

アンゲルゼ―永遠の君に誓う (コバルト文庫)アンゲルゼ―永遠の君に誓う (コバルト文庫)
著者:須賀 しのぶ
販売元:集英社
発売日:2008-11-28

 

 

アンゲルゼ―孵らぬ者たちの箱庭 (コバルト文庫) アンゲルゼ―最後の夏 (コバルト文庫) アンゲルゼ―ひびわれた世界と少年の恋 (コバルト文庫)

「アンゲルゼ」 須賀しのぶ

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個人的に、須賀しのぶ強化月間。
主にコバルト文庫で活躍している女性作家さんですが、自衛隊マニアで歴史マニア(ついでに野球マニア)なのはダテじゃあありません。
とにかくどれも面白いから、少年もオジサンも読みたまえ!
あっすみません、ぜひ読んでください!(すがりつきっ)

いちばん新鮮なシリーズ[アンゲルゼ]のヒロインは、ある島に住む、思春期のプライドと臆病さをもった少女、天海陽菜。
歌の上手な彼女は、亡き母をしのんで人目につかない場所で歌ううち、精霊のような優しい存在、マリアと出会う。
過酷な軍事教練が授業にある中学校。「天使」として孵化し死んでしまう病に感染する人々。そして実体の見えない異生物たちとの戦争の影。親友たちとの別離と発病。

陽菜にいらだつ、幼なじみの冷厳な少年、覚野基。
人なつっこいが素性が見えない、別の中学の少年、湊尚吾。
腹黒さを笑顔とメガネの下に隠した、敷島少佐。
少佐と恋仲という噂の、美しい陽菜の義母の正体。
過酷な真実と過去が明らかになるたび、引っ込み思案だった陽菜はゆっくりと、自分の足で歩き出すことを覚える。しかしそれは、さらに辛い現実と向き合うことになるのだった......。


というようなストーリーです。
秋山瑞人などが好きな人にとっては、すごく好みではないかしら。
2巻はかなり、軍隊色と恋愛ムードが強くなります。これが並列できてしまうのが、須賀しのぶのすごい所(^^;)
3巻は九月発売予定です。

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