彼女を言い負かすのはたぶん無理 うれま庄司

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 ディベート部って何だ? 一般生活には全く馴染みのない言葉が登場します。なんだそれ? と疑問に思った方は既に作者の術中にはまっているのかも。私が通っていた高校にもディベート部があったのをこの作品を読んで数年ぶりに思い出しました。部室の共用倉庫を整理していたら、当時の大会の賞状がありました。残念ながら既に廃部になっていましたが、全盛期(昭和30~40年代かな)には大勢の部員(30人超)が在籍していた模様です。交渉力や頭の回転がよくなるでしょうから、将来「軍師」を目指す方にはオススメです。まじで。 そんな伝統的なディベート部ですが、恐らくラノベで扱われるのは初めて(もしくは珍しい)のではないでしょうか。テンポのよい言葉遊びが実に楽しい。もっともそれだけ練りに練った内容だと思うので、作家さんの仕込みは大変だったんじゃないかなーっと感じます。さすが、何度も締切を破りまくっただけのことはありますよね。さまざまな伏線があり、腰を据えてじっくり読みたいラノベらしくない不思議な感覚のラノベです。かなりおもしろいです。えっ、これでデビュー作なの? すごっ! それにしても・・・PHP出版からラノベが出てたんですねー。知りませんでした。

彼女を言い負かすのはたぶん無理 (スマッシュ文庫)彼女を言い負かすのはたぶん無理 (スマッシュ文庫)
著者:うれま 庄司
PHP研究所(2010-11-11)

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