合気道部の主人公の綾には部活を通じて知り合った他校の一哉と仲良くなる。ただ実際に会ったことがなく電話やメールだけ。互いに友達以上の感情に意識し始めたとき事件に巻き込まれてしまう。。。
第15回電撃小説大賞金賞受賞作ということで購入してみました。非常にまじめな作品でした。後半はなかなかドキドキさせてくれます。ただ、何か物足りないと思うのは私だけでしょうか。ちょっと各キャラが弱いような。まぁ、日頃読んでいる作品が「才人さーん」「みのりん」等々大御所過ぎるんですかね? 私としては唯一光っていたラメル先輩をピックアップして別の物語を読んでみたいかな。
パララバ―Parallel lovers (電撃文庫)
著者:静月 遠火
販売元:アスキーメディアワークス
発売日:2009-02
やあ、私は好きですよ。
手堅くこの先も作品を発表し続けてくれそうな作家さんで、「編集部はこれを選んだのかぁ」という感じですね。
ちょっと少女小説っぽい雰囲気。
パラレルワールドを移動するのではなく“同時進行で情報交換していく”ところが目新しかったです。私はこの設定はちょっと他に見たことありません。
特に「お互いに(違う世界の)マックの同じ席に座っている」あたり巧いと思いました。
こんなにしっかりした造りなのに、評価が低かったりもするのは、ライトノベルらしくないからでしょうかね?
いずれハードカバーで出す作家さんに育つかもしれませんね。
実際に売っているものとのギャップを感じますが、しっかりした文章の下地があってのライトノベルなんでしょうね。
あと審査員が年配なのかなーと推測してみたり。違うかな。