2009年2月アーカイブ

「とある飛空士への恋歌」 犬村小六

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うっわーい途中で終わりなんかぁい!
どうりでヒロイン(予想)の登場がやたら最後のほうだと思ったら、なんだァ。
つーか"1"とか"以下つづく"とか入れておいてくださいよ。こんな中途半端な所で終わったら小学生や中学生は傷つきます。
......続くんですよ......ね?

大ヒットし各書店でキャンペーンされている『とある飛空士への追憶』の続編というか、世界が同じな別の話。まるきり同じキャラクターたちによる続編じゃなくて、正直良かったです。
「前がローマの休日なら、今回はロミオとジュリエット」
という書評を読みましたが、うーん確かにわりとそんな感じで終わってますね。(途中はちょっと十二国記も思い出しましたけど)
ただ、出だしが時雨沢恵一の『アリソン』シリーズっぽくもあります。なので個人的には少年が、幼なじみである義妹とくっつくオチでもいいですよ?
......にしてもドラクエといいこれといい、どうして可愛い幼なじみは庶民的で、後から出てきたほうは美人で高貴な雰囲気のお嬢さま?
とりあえず、超ネタバレになっているので、お嬢さまの瞳の色は違う表現が良かったなぁ......と苦情を1票。そうだとは思っていても、読者はドキドキしたいの!

なかなか一気読みではありましたが(自転車のシーンとか巧いねぇ)、次の巻を読んでみないとまだなんとも言えません。
まだ隠れている世界がどう開けていくのか、少年少女の自立と成長と革命を楽しみにして、続きを待ってみます。

とある飛空士への恋歌 (ガガガ文庫)とある飛空士への恋歌 (ガガガ文庫)
著者:犬村 小六
販売元:小学館
発売日:2009-02-19

「雪蟷螂」 紅玉いづき

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この作者さんって基本的にベタですよねぇ。
(褒めていますよ?)

白雪の髪を持ちし、蛮族フェルビエの美しき族長アルテシア。
その影武者たる少女ルイ(類似のルイ?)
政略結婚の相手である、狂人と呼ばれる宿敵ミルデ一族の長オウガ。
アルテシアに常に寄り添う、隠者のごとき戦士トーチカ。
白と赤の物語。

婚礼の儀。
吹雪の中を敵地に嫁ぎしアルテシアは、初夜に夫たる激情のオウガに首をはねられそうになる。先代のミルデ族長たる父の遺体の首が失われ、犯人はフェルビエの者に違いないと、悲願たる婚姻による和平は無効とし、ふたたび雪原を鮮血に濡らす戦いを始めようと告げるのだ。
アルテシアは一族の潔白を示すため、身代わりにルイを置き、義父の頭部を探すためにふたたび雪の中を旅立っていく。トーチカすら置いて、たった1人で。

いやぁ、面白かった!
「食べたいほど愛してる」が基本テーマなのですが、ちょっと少女漫画っぽくて、とても自分の好みのキャラクターと展開でした。
気高い雪蟷螂たるアルテシアもヨイのですが、身代わりのルイのキャラクターが素敵です。情が深くて、ふだんは無邪気で色っぽくて可愛らしいのに、「族長バージョン」になると急にキリッとアルテシアに似た口調と考え方になるところが!
最後の展開もたいへん満足のいく着地で、ごちそうさまでした!

雪蟷螂 (電撃文庫)雪蟷螂 (電撃文庫)
著者:紅玉 いづき
販売元:アスキーメディアワークス
発売日:2009-02
 ライトノベル出版社の公式サイトのリンク集をメニューに追加しました。これで新刊情報が得やすくなるのではないでしょうか。いっそのこと新刊情報も毎月載せてしまいますかね? 考えておきます。他にもありましたらコメントいただければ追加いたします。

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