「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」1 伏見つかさ

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2巻(帯をめくったら兄ちゃんがいた!)が出たばかりですけど、話題の1巻に先に触れます。いまYahoo!でタイトルが約749,000件もヒットしてびっくりした。
このタイトルはきょーれつで、発売前から気になっていたのですが、まさかこんな爽やか路線(というと語弊があるか?)のストーリーが来るとは......。

やたら美人の妹(のちにファッション誌のモデルをしていることが判明)を持つ冴えない兄貴の主人公は、愛想も会話もない妹を異世界の人間として関わり合わないようしてきたが、ある日、妹が別方向に異世界の人間であることを知ってしまう。
妹は、妹系エロゲーやアニメを愛するヲタクだったのだ!

主人公がまったくオタクではないところが、今時のラノベではいっそ斬新(笑)
出だしのモノローグで
「俺はごくありきたりな平凡な男だ」
としといて、妹に無理矢理やらされたシミュレーションゲームの
『俺はごくありきたりな平凡な男だ』
に「なんだそりゃ」とツッコミを入れる斜め視点が笑った。
しかしまぁ妹だからこそ妹萌えというのは、考えてみればリアルだなぁ。下の子は、自分よりも下の子が欲しいもんです。長男長女が甘える相手を求めているのと同じように。

これは、オタクとかオタクじゃないという物語ではありません。
自分探しの物語です。
「ゲームや携帯ばかりやってるから、今時の若者は凶暴で礼儀知らずなんだ。漫画も含めてぜんぶ規制するべき! 昔は良かった」
というオタク嫌いの向きには(このブログにはまず来ないだろーけど)、昭和の子どもたちがどれだけ大人しくて礼儀正しく素晴らしかったかったか、ひとめで分かるサイトをペタリ(笑)

特に左にある「日本一賢い妹」あたりをどうぞ。
http://blog.livedoor.jp/kangaeru2001/


とりあえず、罵倒されても蹴られても妹のために動いてやるこの兄ちゃんは、偉いなぁ。なんて優しいんだ。
世間にはお兄ちゃんを好きな妹もいると思うよ?(笑)
この子も、どうやら本当にお兄ちゃんが嫌いなわけでもなさそうだし、あと20年もすれば(長!)笑って酒を酌み交わせるさ。

俺の妹がこんなに可愛いわけがない (電撃文庫)俺の妹がこんなに可愛いわけがない (電撃文庫)
著者:伏見 つかさ
販売元:アスキーメディアワークス
発売日:2008-08-10
俺の妹がこんなに可愛いわけがない〈2〉 (電撃文庫)俺の妹がこんなに可愛いわけがない〈2〉 (電撃文庫)
著者:伏見 つかさ
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