さすがベテラン、手堅い面白さ(^^)
行き倒れてドラモンド家にひろわれたメイド、ジャスミン。
尽きぬことなき財産と守護のかわりに、35歳で亡くなる運命の、呪われし若き主人、アルトゥース。
ドラモンドの契約を見守り、害なすものに災いをもたらす魔物、クーロウ。
今回は"ジャスミンのための"料理人を捜す旅に3人は出かけます。
......って、本末転倒だよアル様......。
ジャスミンは掃除と庭や畑の手入れは得意ですが、料理は大の苦手。
前回の雇用契約に『三食おなかいっぱい』を入れてしまったために、ご主人のアル様は三食三食、ジャスミンのために30人前(!)のご飯を自分でつくる羽目に......。さすがにやってられないので、大富豪というスキルを生かして、『呪われたドラモンド(この家の財産を盗んだ者はもれなく死亡する)』に勤めようという命知らずの料理人を雇いに、自家用列車を仕立てて都会へ行くのです。
このジャスミンは大食らいで前の勤め先を追い出されたというだけあって、二次元界にもあまり見かけない大食漢。しかも今回『すごい我慢して30人前』ということが判明して、行く先々で料理人を潰しています。
これ、ちゃんと伏線なんですかね?
実は神を宿す器だから燃費が悪いとか、封印されし四次元を胃袋に飼っているとか......。
タイトルの「花嫁」とは前回はジャスミンのことでしたが、今回は黒髪の美女登場。
35歳まで不死身で大金持ちなら、アルトゥースと一緒に死んでもいいそうです。
次の巻はまたさらに別の「花嫁」が出てくるのかしら。1巻1花嫁? ジャスミンの胃袋の謎とともに見守りたいと思います。
ドラモンド家の花嫁 (2)憂鬱な月が満ちるまで (角川スニーカー文庫)著者:冴木 忍
販売元:角川グループパブリッシング
発売日:2008-11-01
コメントする