哀川譲の小説を自主回収

 すっかり冬眠してしまった(汗) ニュースネタから。

『 哀川譲氏のライトノベル「俺と彼女が魔王と勇者で生徒会長」(電撃文庫)に盗作の疑いがあることが分かり、発行元のアスキー・メディアワークスは8日、絶版と自主回収を決めた。
 アスキーによると、同作は哀川氏のデビュー作で、文庫書き下ろし作品として5月10日に発売、これまでに4万5000部を発行している。読者からの指摘で井上堅二氏の「バカとテストと召喚獣」(ファミ通文庫)と類似した部分が複数あることが分かった。哀川氏も事実を認め、アスキーのサイトで「プロ作家としての意識の低さ、認識の甘さを深く反省しています」と謝罪した。』 

とのこと。残念ながらこの本は読んでいないので詳細はわからないけれど盗作は確かにまずいです。でも何人もの編集者が何度も目を通している訳だし、出版社の責任も大きいんじゃないかな。そんな代表作ぐらい読んでおけよ、というか、見て見ぬ振りなのか!? ただ、文章を上達するときはうまい人の文章を参考にする、真似るのは王道なんですよね。みんなそうやってうまくなるんじゃないかな。まるまる言い回しをパクっちゃまずいけどさ。盗作された方はある意味教本にしてもらったというか、結構嬉しかったりしてないんだろうか。私なら別にいいけど(笑) でもデビュー作からこれじゃあ才能疑われますかね。しかし「俺と彼女が魔王と勇者で生徒会長」って・・・魅力的なタイトルですよね。ちなみにアマゾンではプレミア価格(定価の数倍)になっています。早っ!

 ちなみに6月10日発売の雑誌での掲載を取りやめたということは、結構前からわかっていたということでしょうね。 

 2009年10月のPCサービス(携帯は2010年1月開始)開始から注目を集めているオンライン小説投稿SNS「のべぷろ!」に入ってみました。オープンしたてのコミュニティサイトですが会員さんは急激に増えているようです。

 サイト紹介を見ると、「のべぷろ!」とは・・・『「のべぷろ!」の意味は、「ノベル(小説)でプロになる!」です。小説を趣味で書いている人も、一度はプロの小説家として活躍してみたいという希望があるのではないでしょうか? そうした人の願いをかなえるのが、「のべぷろ」です。 また、いつか小説を書いてみたい、という小説家の卵の人も、「のべぷろ!」のコミュニティで、様々な情報交換ができるようになっています。 「のべぷろ!」のSNS機能のみを利用することもできますから、気軽に参加してみてください。 』とのこと。

 説明書には料金はPCは基本的に無料、携帯は有料と書いてありますが、PCでも小説の購読にはポイントが掛るもの(50円、190円がありました)もあります。購読以外には、日記、小説投稿、イラスト投稿、コミュニティ(ラノベ作家を目指す人たちの集い、レビュー等)、読んだ小説に対するレビュー等は無料で利用できます。コミュニティは既に10以上あり仲間探しには使えるかも。

 あと「のべぷろ!」では、オンライン小説大賞「第1回のべぷろ!大賞」の募集(3月31日まで。最大賞金100万円)を受け付けています。規定は以下の通り。

1.集計はのべぷろPC/携帯サイトでのダウンロード数のみで行われます。
2.長編作品(原稿用紙200枚以上)の場合、ダウンロード数はそのまま集計されます。
3.中編作品(原稿用紙100枚以上200枚未満)の場合、ダウンロード数は1/2として集計されます。
4.短編作品(原稿用紙100枚未満)の場合、ダウンロード数は1/4として集計されます。
5.長編作品はスタープライズ、ムーンプライズの両部門に自動的にエントリーされます。
6.中短編作品は、ムーンプライズ部門に自動的にエントリーされます。
7.スタープライズは、集計期間中の累積ダウンロード数が最も多かった作品に与えられる賞です。
8.ムーンプライズは、集計期間中の月平均ダウンロード数が最も多かった作品に与えられる賞です。
※公開後3か月で集計期間が終了した場合、6か月間の平均ではなく、3か月間のみの平均になります。
9.スタープライズとムーンプライズはダブル受賞が可能です。
ダブル受賞の場合には副賞賞金100万円を受け取れます。
10.のべぷろ携帯サイトは、2010年1月にオープン予定です。
11.のべぷろ携帯サイトでのダウンロードは、有料サービスです。
応募者には、集計期間中のダウンロードによる印税が支払われます。
※大賞受賞者は、印税に加えて副賞賞金が与えられることになります。
12.著作権・出版権を持つ作者自身が応募する必要があります。
13.2009年12月に、PCサイトにおいて、1か月限定の先行ダウンロード販売を行い、そのDL数も大賞の集計に入れるものとします。

 内容じゃなくダウンロード数が審査対象です。これは携帯ならではという感じですね。いまのところ出版化はされないようですが練習台としてはおもしろいかもしれません。ちなみにPN「五月雨」で登録しています。会員さんの方は友録よろしくお願いします。



 謹賀新年。今年もがんがん不定期にのんびりとレビューしていきます。

 ついに本日アニメ「バカとテストと召喚」の放送ですよ(1月7日AM:2:50~3:20テレビ東京系列)。どんな出来なのか楽しみですね。大ブームが来るかも! そんなバカテスですが、年末に9冊目となる最新刊7巻がでました。発売日の翌日に神奈川県藤沢駅前の有隣堂で購入しました。専用コーナーにバカテス各巻が平積みされていていましたのですが、最新刊のところだけ(美波ちゃんの胸のように)大きくえぐれていて最後の1冊でした。かなり売れてんなこれ。今巻は抜き打ちの持ち物検査で没収された大事なもの(エロ本)を取り返すため、Fクラスは召還野球大会にて優勝を目指します。おもしろさ的にはまあまあかな。

バカとテストと召喚獣7 (ファミ通文庫 い 3-1-9)バカとテストと召喚獣7 (ファミ通文庫 い 3-1-9)
著者:井上 堅二
販売元:エンターブレイン
発売日:2009-12-26

ラ・のべつまくなし 壱月龍一

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 バカテスを読み続けた影響で更新が止まってしまいました。とりあえず本編は読了(番外編除く)。ようやく他の作品に手を出しました。この作品は期待して以上におもしろかったかも。純文学を書きたいラノベ作家さんの恋愛物語。最近流行っているTを知らないとそのおもしろさが伝わるか疑問ですが、その先取り感には意表を突かれました。最速じゃないかな? という私も最近覚えたばかり。ぎりぎり助かったという感じです。


ラ・のべつまくなし (ガガガ文庫)ラ・のべつまくなし (ガガガ文庫)
著者:壱月 龍一
販売元:小学館
発売日:2009-10-20

 なぜ今頃3巻のレビューをしていると申し上げますと、私が今頃3巻を読んでいる(しかも途中だ)からです! EX真季那女史のレビューを見て、とりあえず1巻を読み、まぁまぁかな、と続けて2巻を読み、これはなかなかおもしろいかもと思い始めて、3巻を26頁ほど電車の中で読みんだところで3度程大爆笑を必死に堪え、さすがにこれは車内で読めないと断念して現在筆を執りました。バカテスおもしろいじゃん! 完全に転んだ! これは神じゃね? アニメ化もすることだし、読んだことがない方は今のうちに読んでおきましょう。間違いなく更に人気が出ますから。

バカとテストと召喚獣3 (ファミ通文庫)バカとテストと召喚獣3 (ファミ通文庫)
著者:井上 堅二
販売元:エンターブレイン
発売日:2007-08-30

文学少女外伝2作目。
今回は、『ヤンデレとの壮絶な戦いの末に恋を勝ち取ったツンデレ』(このラノにおける、身も蓋もない紹介)である、キツめの美女ななせと、その親友の森ちゃんが中心。

いいよぅ、森ちゃん明るくて優しくてニブくてすごく可愛いよぅ。
「名前で呼ぶのはNGだよっ」
森ちゃんに惚れ、恋心に振り回される反町くんもサイコーです。
そこに登場するのが
「ご覧のとおりの"文学少女"よ」
珍しく的確な遠子先輩のアドバイスにより、[ハイネ][パイロン][チューヤ][タゴール]らと"親友"になっていく反町くん。そしてそれにつれて少しずつ距離が縮まっていく森◎◎◎ちゃんとの仲。
森ちゃん......確かにそりゃ痛ネームだわ。
で、弟のるーくんは、たぶん初代ではなくて三世が名付けネタだね。......親......(汗)
森ちゃん、よくぞ真っ直ぐに育ちました。

本編の『裏側からの視点』も楽しめるのが、また面白いところ。
ななせちゃん......。『言動』と『考えていること』と『メール』の人格がぜんぶ違いすぎ(笑)

"文学少女"と恋する挿話集 2 (ファミ通文庫 の 2-7-2)
著者:野村 美月
販売元:エンターブレイン
発売日:2009-08-29

...べつに「7」でもいいんじゃね?
表紙は秀吉の姉、優子(なにが由来の名前? ねねとか茶々とか朝日じゃないのが少し不思議)初イラスト。ここまで絵にされなかったとは気の毒に。
イラストといえば、ラストはかなりテイストがちがう雄二と翔子の話なのですが、幼い頃の雄二は「おまえ、どこのハヤテだよ!」という感じで笑えます。よくまああそこまで成長したもんだ。

今回は双子の話・夏の海辺旅行の話・雄二と翔子の話・で、主役のはずの吉井明久はいまいち地味なポジション。そのかわりムッツリーニと雄二が大活躍。
やはり学校が舞台じゃないと明久の唯一の取り柄である"バカ"が輝かないからかねえ。
夏=水着ネタだけではなく、"全キャラ"(←重要なネタバレを含みます)浴衣のしっとり美人バージョンも出したのはGJ! 美波かわいいぞ。

 

バカとテストと召喚獣 6.5 (ファミ通文庫 い 3-1-8)バカとテストと召喚獣 6.5 (ファミ通文庫 い 3-1-8)
著者:井上 堅二
販売元:エンターブレイン
発売日:2009-08-29

ケモノガリ 東出祐一郎

 この方の作品は読んだことがなかったかと思っていましたが、知っている人は知っているPC&PS2ゲーム「あやかしびと」の脚本を書いた方です。2005年の作品ですがいまでも根強い支持を受けています。「空の境界」の那須きのこ先生が最近の竹箒日記で絶賛していますが、確かにこれはすごいです。ただし殺戮系なので趣味に合うかどうかですが、こんな事件が遭ってもおかしくない舞台設定が実に臨場感あふれていてかなりしびれます。しびれたい方はどうぞ!

ケモノガリ (ガガガ文庫)ケモノガリ (ガガガ文庫)
著者:東出 祐一郎
販売元:小学館
発売日:2009-07-17

 全国の妹属性のみなさま、こんばんはー。ヤバイよ、ヤバイよー。今巻は想像を絶しています。今回は4話に分かれた短編集ですが話は繋がっています。簡潔に紹介すると、コスプレ、お泊り、コスプレ、○○トロ......えーと、ここまで書いていいのでしょうか? ちょっと引いた。でも間違いなくおもしろい作品です。

 ちなみに「俺の妹がこんなに可愛いわけがない 公式サイト」(予定地)が開設されました。サイト上には「2009年8月7日に何かが起きる!」と書いてありますが、現在8月13日......何も起こっていませんが(爆) ちなみにソースファイルには「※アニメ化発表ではありません。by担当編集・三木 」と埋め込まれています。謎?

 と思ったらオープンしていました。どうやらトラブルに見舞われて閉鎖中だった模様です。

>初日からトラブルに見舞われるという、何とも波乱の幕開け(?)となった
>『twitter書評バトル』。現在も総合アカウント@oreimoの読込み機能が停止中

 

俺の妹がこんなに可愛いわけがない〈4〉 (電撃文庫)俺の妹がこんなに可愛いわけがない〈4〉 (電撃文庫)
著者:伏見 つかさ
販売元:アスキーメディアワークス
発売日:2009-08-10

意外にも、同じ単語の組み合わせが無い初タイトル「オタクホスト」(笑)
著者はボーイズラブの人です。へぇ。なかなか好みの文体でした。

新宿歌舞伎町[DROP]で常にベスト10に入る"優しいお兄さん系"ホスト桜木玲音。
桜木(花道)玲音(&マチルダ)から命名。ゲームに燃え、フィギュアを愛し、貧乳に萌え、二次元に恋する(無駄に)美青年。
「お兄ちゃんっ、いつまでも遊んでないで早く寝なさい。今夜も仕事なんでしょ?」
カタギの妹に、日々子供のように叱られる彼(ゆえに妹萌え資質は無し)の夢は、コスプレホストクラブを経営すること。

そんな文化系ヘタレの彼が、後輩ホストに頼まれて、ツケたまま消えたお客のホステスを追うことに......。
法律スレスレ(てかヤバイよ(笑))銃(ガン)ヲタ弁護士、竜太郎。
無口っつーより無音。メールで会話のめるめるめるなゴスロリSE、薫子。
自作の衣装でコスプレに魂をかける、カリスマ美女レイヤー、みどり。
引きこもりの神さま、違法ネットワーカー、池上。
の、個性的な美男美女である友人たちと、事件を追っていく玲音。ホステスにヒモ男、ストーカー、犬を溺愛する情報屋、2種類の盗聴器。
「もうホスト辞めて探偵になっちゃえ」

帯のコメントは、マリア様がみてるイラストレーター、ひびき玲音(笑)
こういうアホなセンス好き。
みんなにからかわれるヘタレで、因果なヲタクだけれど、嘘をつかず、周囲に幸福を振りまく(文字通り、彼と一緒に何かをするとツキがいい)玲音は、魅力的。
面白かったです。

オタクホスト桜木玲音の災難 (幻狼ファンタジアノベルス)オタクホスト桜木玲音の災難 (幻狼ファンタジアノベルス)
著者:佐々木 禎子
販売元:幻冬舎コミックス
発売日:2009-07

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